【映画】Fake/太陽の蓋

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早速blogが3日坊主になりそうな勢いでしたが…。

文芸坐@池袋で2本立て観てきました。

 

「Fake」の方は少し前に話題になった映画。ノンフィクション作家でもある森達也監督の作品です。

森達也さんは本は面白いと思うんだけど、映像は…なんといっても画面がよくブレるため「酔う」んですよね。。。前にDVDで「A」を見た時も気分が悪くなって途中で止めた記憶があります。

 

内容ですが、普通に面白かったです。マスコミのひどさ、不誠実さ、を踏まえた上で、佐村河内氏をどう判断するのか…。それも本当の真実なんて結局本人にしかわからないんですよね。ただ、18年も共作を隠していた事は本人も責任を感じているようでしたが…。

 

「太陽の蓋」も良かったです。これは3・11を元にしたフィクションですが、5年経った今も原発事故が全く収束していないことを知らしめる作品になっています。そして友人も言ってたのですが「シン・ゴジラ」に似ている!!帰ってからネットで調べたらやっぱりそういう感想をお持ちの方が多いようでした。深刻な映画なんだけれど、深刻になりすぎず、うまい見せ方をしてるという印象を受けました。そうじゃないとツライかもしれない。

 

印象に残ったのは、「原発がないと成り立たないと思わせた存在(?)がいるんだよ」というようなシーン(うろ覚えでスミマセン)。「Fake」を先に観ていたこともあったかもしれません。マスコミや権力のある存在に私たちの思考や行動が左右されている、ということにもっと自覚的になった方が良いのかもしれないと思いました。

 

 

 

 

【好きな本】ダルタニヤン物語 A.デュマ

高校生の時にハマって全11巻を読破して以来、ずーーーーーっと好きな本です。

何度読んでも、どこから読んでも飽きない、とっても面白い冒険歴史小説です!

 

なぜこの本がそんなに好きなのか?と考えてみると、「物語」に没頭できる魅力に尽きる気がします。

話の筋がどうなるかも何度も読んでいるので全部知っているのに、すぐに物語に入り込むことができてしまうのが不思議。主人公・ダルタニヤンが魅力的というのに加え、ハラハラする展開や(でも切り抜けられることはわかってたりする)生き生きした描写がたくさんあって、ついつい読んでしまうんです。きっと翻訳も良いのでしょうね。

 

残念ながら文庫は絶版の模様。ぜひ復活して欲しいです!

【読書日記】のうだま1 やる気の秘密

ブログを初めて4日目になります。

毎日更新しようと思ってますが、仕事で疲れたとか何とか言い訳してサボろうとするのが人間ですね。。

今日はそんな3日坊主になりがちな方(自分です)にぴったりの本を紹介します。

 

のうだま1 やる気の秘密 上大岡トメ池谷裕二

 

この本は、イラストレーターである上大岡トメさんが脳研究者の池谷さんの本を読んで「飽きっぽいのは性格じゃなくて脳の性質なんだ」ってことを知り、「こんな飽きっぽい私でも何かを続けることはできるのか」を池谷さんに聞きに行くところから始まります。

 

CMでも「やる気スイッチ」なんてやってたような気がしますが、やる気っていうのは黙ってても出て来ないんですね。自分から迎えに行かなきゃいけないんです。カラダを動かすのが大事なんですね。

 

私が「ブログめんどいな〜」と思ったけど続けたいと思っているなら、まずパソコンに向かって電源を入れる所からはじめるって感じです。

 

「カラダを動かす」「いつもと違うことをする」「ごほうびを与える」「なりきる」という4つのスイッチを上手く使って、脳をだまします。そうするとやがて歯磨きやお風呂に入ることのように「慣れ=習慣化」のループに入るそうです。そうなりゃーしめたもの。

 

トメさんのかわいいイラスト+池谷さんのわかりやすい説明でサクサク読めて楽しいのに奥が深い本です。やる気を出したい人におすすめ。

 

ちなみにこの本は10年前程前に出た単行本が最近文庫本になったもので、トメさんの「やる気」がどうなったかの結果を「あとがき」で読むことができます。英語の勉強やバレエなど、しっかり「続けて」いるトメさん。やる気ってホントにどーにかできるんだ!って希望をもらえました。

 

【読書日記】地図のない場所で眠りたい

早稲田大学探検部出身のノンフィクション作家、高野秀行角幡唯介の2人の対談本。

探検に興味を持ったきっかけや、テーマをどうやって決めるか、どうやって本を書いているかなど色んな話がてんこもりです。

どちらかの著者の本を1冊でも読んだことがあれば、楽しく読めるのではないかと思います。

 

ちなみに私は高野秀行さんのファン。電車の中で本を読んでいると、つい笑いそうになることがあるくらい文章が面白いんです。

(もし興味がある方は1冊目に読むなら集英社文庫の「ワセダ三畳青春記」もしくは「異国トーキョー漂流記」あたりがいいのではないかな。。)

 

探検部の活動って確かによくわからないし、理解してもらえないんでしょうね。

だからこそ、伝え方を工夫したり、面白くしたりする。

結果、文章力が発達するという論を展開していた。

実際、探検部出身の作家は多いらしく(船戸与一星野道夫本多勝一などなど)ちょっと説得力があるような気がしました。

 

あとはやっぱり好きなことじゃないと続かないよねってことです。

どう見ても大変!!角幡さんなんて北極圏を旅したりするんだから。。

高野さんは結構危ない場所にも行ってますしね。

 

気軽に読めて面白い本でした。

 

地図のない場所で眠りたい  講談社文庫

 

 

【クリスタルの紹介】ローズクォーツ

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クリスタルを学ぶことで少しは自分のことがわかるかな?という思いがあり、クリスタルのスクールに通っていました。

復習がてら少しずつ書いていこうと思います。

上の写真は私が持っているローズクォーツです。やさしいピンク色が特徴の石です。

ローズクォーツは自分自身を愛することをサポートする石だと言われています。

「仕事を頑張る私は好きだけど、プライベートでさびしい私は嫌い」

「友達と笑ったり遊んでいる自分は好きだけど、仕事上では優しく出来ない自分が嫌」

など、私たちはつい自分にダメだしをしてしまいます。

 

ローズクォーツは「どんな自分も受け入れる」ことを教えてくれるみたいです。

手に持って、「そんな自分もいるよね、ヨシヨシ」と自分をいたわったり

ハートチャクラの上に置いて呼吸をするのもいいらしいです。

 

あるがままの自分を受け入れる、とは「努力をしない」ことではなく、

そういう嫌いな自分に対して、見ないふりをせず、それも含めて自分なんだと自分自身で認めてあげることなのかもしれません。

 

教えてくれた先生は「自転車に乗るのと同じで、日々練習」という例えを使っていました。

自分を好きになる練習って何だか気恥ずかしい気もするけど、やっぱり大事な気がするので、やってみようと思っているところです。

 

【読書日記】好きなことが転職になる心理学

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今年は紅葉を見てないと思って、いちょう並木を歩いてきました。

青山の「BOOK CLUB回(かい)」というスピリチュアル系の専門店をのぞいたあと(何も買わなかった、すみません。。。)

帰りにドトールでいちごタルトと紅茶を飲みながら本を読みましたよ。

 

「好きなことが転職になる心理学」中越 裕史

 

面白くて一気読みしました。ブログを始めようと思ったのもこの本を読んだからです。

今の仕事は決して嫌ではないんですが、職場と家の往復で、自分のやりたいことがわからなくなってしまって…。もう良い歳で甘えたことも言ってられないんですが。

 

この本は「仕事」の本というより「生き方」の本だと思います。

たぶん、読んで終わりにしてしまうこともできる。自分もそうですが、今回はもう逃げたくないなと思いました。

とりあえず、せめて日々のことを綴ろうかなと思います。

私にはそんなきっかけになる本でした。