【映画】Fake/太陽の蓋

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早速blogが3日坊主になりそうな勢いでしたが…。

文芸坐@池袋で2本立て観てきました。

 

「Fake」の方は少し前に話題になった映画。ノンフィクション作家でもある森達也監督の作品です。

森達也さんは本は面白いと思うんだけど、映像は…なんといっても画面がよくブレるため「酔う」んですよね。。。前にDVDで「A」を見た時も気分が悪くなって途中で止めた記憶があります。

 

内容ですが、普通に面白かったです。マスコミのひどさ、不誠実さ、を踏まえた上で、佐村河内氏をどう判断するのか…。それも本当の真実なんて結局本人にしかわからないんですよね。ただ、18年も共作を隠していた事は本人も責任を感じているようでしたが…。

 

「太陽の蓋」も良かったです。これは3・11を元にしたフィクションですが、5年経った今も原発事故が全く収束していないことを知らしめる作品になっています。そして友人も言ってたのですが「シン・ゴジラ」に似ている!!帰ってからネットで調べたらやっぱりそういう感想をお持ちの方が多いようでした。深刻な映画なんだけれど、深刻になりすぎず、うまい見せ方をしてるという印象を受けました。そうじゃないとツライかもしれない。

 

印象に残ったのは、「原発がないと成り立たないと思わせた存在(?)がいるんだよ」というようなシーン(うろ覚えでスミマセン)。「Fake」を先に観ていたこともあったかもしれません。マスコミや権力のある存在に私たちの思考や行動が左右されている、ということにもっと自覚的になった方が良いのかもしれないと思いました。